私の軌跡 #01
常識に縛られず、新しいことに挑戦する。
反骨心や危機感を持って、
とにかく新しい企画を出し続けることが、
私のキャリアの礎になっています。
和田 文吾
株式会社デイリースポーツ案内広告社
営業部 執行役員
2007年入社
入社2週間で契約を獲得するなど、目覚ましい活躍を見せ、その後は企画主導のビジネスの立ち上げにも従事。また、入社4年目以降、全社をあげての年間表彰では常にトップの成績を収める。
(年間最優秀社員賞受賞歴:2011年度〜2014年度・2016年度〜2018年度・2021年度)
私の母方の実家は北海道で牧場を経営しており、肉製品や乳製品の販売、レストランや菓子店の展開をしています。学生時代にその内のひとつの店舗でアルバイトをしていた頃、エリア情報誌に取材をされ、お店が掲載されることに。すると、翌日から大盛況。それまで興味のなかった、メディアを通じた広告、PRに大きな関心を持ち、就職活動では広告業界を中心に回りました。 いくつかの候補の中から選んだのがDACグループだったのですが、入社後すぐに営業活動に挑戦。最初に担当したのは1都3県の団地に配布されていた、55万部オールモノクロのフリーペーパーの広告枠だったのですが、運良く2週目に人生初の契約をいただくことができ、営業パーソンとしての第一歩目を踏み出しました。
営業パーソンとしてさらに高い目標、つまり「反響」へのこだわりが芽生えはじめました。広告はターゲットからの問い合わせや購入というアクションがあってはじめて意味がある。私は生意気にも上層部に直訴し、もっと影響力のある一般誌の取り扱いを願い出ました。企画は、水メーカー数社の商品を記事仕立てで掲載するという案。当時、世間ではミネラルウォーターのブームが起きており、時期的にも夏前のちょうど良いタイミングでした。社内の媒体担当者、デザイナー、外部ライターなどと誌面をつくり込み、雑誌が店頭に並んだ後には、主婦からの多くの反響がありクライアントからも大変好評でした。
4年目で私が挑戦したのは、企画主導のビジネスでした。広告枠を企業に販売するのではなく、媒体もクライアントも絞らず、まず企画から考える。着目したのは犬を題材にした映画でした。そこでペットフード会社にプレゼンし、記事広告を制作。映画の主演女優にインタビューをしたのですが、ペットフード会社にも配給会社にもタレントフィーが発生しないため、リーズナブルにプロモーション効果を生み出すことができました。まさに「Win-Win-Win」のビジネス。現在では当社の主力企画になっています。
グループリーダーになり、10人の部下を任されました。メンバーは20代中心の若いチーム。部下にはよく自分の経験を語りましたが、振り返ってみれば、反骨心や危機感が私の軸でした。ただ、何よりクライアントに育てていただいたのが大きかったですね。あるメーカー様とは、商品サンプリングのお手伝いをきっかけに、雑誌広告、SP、そしてTVCMにいたるまで、年間の広告戦略を一緒に立てさせていただきました。当初、年間200万個の販売数だったものが1200万個に。認知度は10%から60%にまで上がりました。今では一生もののお付き合いをさせていただいています。
当社では全社をあげて年間表彰式を行っています。私はその表彰式の計画から運営までを取り仕切る、社員役員会の代表に就任しています。数千万円もの予算を組み、社員とその家族を有名ホテルに招待します。1年を共にした仲間がレッドカーペットを歩いてステージ上に上がる時には、本当に感動します。
MY CAREER STROY
BUNGO WADA
-FUTURE
今後の目標
DACグループはまだまだ業界知名度が足りません。存在感を増していくためには、とにかくいい企画を出し続け、いいコミュニケーションを生み続けること。個人の成長はもちろんですが、この会社を、業界中から「してやられた!」と思われるような会社にすることが現在の私の目標です。個人的には、親族が経営している牧場、レストラン、菓子店を広告面からも応援できればと思っています。