NAOTO HAGIWARA
総合広告事業で、
私は、最適な広報媒体を用いて、
企業認知の拡大に貢献しています。
株式会社デイリー・インフォメーション九州
営業部(CP)
萩原 直人
地元の企業の魅力をもっと世間に伝えたい——。今回のプロジェクトに参画する萩原は、そんな思いを抱き、九州にて総合広告事業を展開するデイリー・インフォメーション九州に入社した。そんな萩原が入社2年目に担当したのは、手作りの指輪を販売する企業の広報プロジェクト。この企業のもつ魅力をもっと多くの人に伝えるべく、萩原が提案した施策とは?
現在私は、総合広告事業部に所属し営業を担当しています。総合広告事業部の役割は、企業が抱える広報課題をサポートすること。業務内容は多岐にわたりますが、主に自社媒体である「Biz Life Style」や交通広告などを取り扱うことが多いですね。
今回ご紹介するクライアントも、最初は交通広告を受注したことが取引のきっかけでした。手作りの指輪を販売していらっしゃる企業様で、メインのターゲットは福岡市内の方々。最初に訪問した際、お伺いした上記の情報をもとに交通広告やWEB広告をご提案していたのですが、その後、関係性を築いていくうちに、福岡市内に留まらず広く県内からもお客様が来店されていることを知りました。これは、より多くの人に商品の良さやクライアントの魅力を知ってもらうチャンスだと考えた私は、店舗の雰囲気やものづくりへの思いをよりわかりやすく伝えられる動画の作成と、動画を活用したテレビCMをご提案したんです。ご担当者様の反応も良かったのですが、やはり動画の作成やテレビCMは、これまでよりも費用がかかってしまいます。予算の関係もあり、なかなかプロジェクトは前に進まなかったのですが、「この企業の魅力をどうしてももっと伝えたい」という思いのもと、動画やテレビCMの必要性や効果を具体的に示す資料を作成したり、提案時に上司に同席してもらったりと懸命に営業を続けました。
提案から約半年後、思いが伝わり無事受注に至りました。ここから私は営業として、クライアントと密にコミュニケーションを取り、要望を社内外の制作スタッフや関係部署、テレビ局などに連携していく役割を担います。しかし、動画をつくることやテレビCMの実施はこの時が初めて。プロジェクトの進め方やクライアントからの質問への回答など、わからないことも多く右往左往したことを覚えています。当時は本当に大変でしたが、社内のサポート体制が整っていたので、なんとか乗り越えることができました。クライアントにとっても初めての試みだったので、少しでも安心していただけるよう、メディアのことを日々勉強し、いただいた質問にはすぐ回答できるよう準備していました。
この頃、私が一番気をつけていたのは、どんなに些細なことでも気づいた点や変更点などを関係者に報告し、関係者全員が円滑に気持ちよくプロジェクトを進められるよう配慮すること。それまで、営業はさまざまな部署や企業との窓口となり、的確な指示を出してプロジェクトを遂行するディレクター的な立ち回りが重要だと教わっていたのですが、この案件でディレクター的な立ち回りの難しさと重要性を強く実感することができました。
そして遂に動画が完成、テレビCM放映の日を迎えました。完成した日のことは今でも強く記憶に残っています。テレビCM放映後、クライアントや我々の期待以上に反響があったことも嬉しかったです。クライアントからも「これまでの広告は、効果がよくわからないものも多かったけれど、テレビCMを見て予約してくれるお客様が増えました」と感謝の言葉をいただくこともできました。社内でも動画のクオリティを評価してもらえ、自分自身もとても良いものを作ることができたと周囲に自慢したい仕事になりました。 このプロジェクトを通して私が学んだのは、クライアントにはそれぞれ最適な広告媒体があるということ。より大きな効果を出せるよう、これまでよりもさらにクライアントの課題や要望に寄り添った提案をしていきたいですね。そのためにも、日々新しい情報をインプットすることを怠らず、クライアントとのコミュニケーションを密にとり、一つひとつの仕事に真摯に向き合っていきたいと考えています。